西武HD 新築着工は30年度に見直し 高輪B-1地区開発

東京

開発する建築物のイメージパース

 西武ホールディングスは「高輪B―1地区開発計画」(港区)の整備スケジュールを見直した。品川駅の西口に延べ床面積約26万平方㍍超の大規模建築物を建設する内容で、これまで2028年度の新築工事着工、32年度の完成を予定。コストの適正性を確保するため、30年度の新築工事着工、35年度の完成・開業を目指すとしている。日本設計(港区)が基本設計を手掛けている。  計画地はJR東日本や京浜急行の品川駅と、都営浅草線の高輪台駅の間に広がる品川駅西口地区(面積約14・7㌶)の一部。A~D地区の四つに分けて、それぞれの地区で開発が進行中だ。  このうち西武不動産がB地区(約8・4㌶)の事業者。その中で「B―1―2地区」と呼ばれる敷地約3㌶に立つグランドプリンスホテル新高輪や国民生活センター、東京国税局品川税務署を取り壊し、地下4階地上31階建て延べ床面積約26万8000平方㍍で、最高高さ約140㍍の建築物を新築する。事務所や商業、ホテル、住宅、MICE、駐車場(約466台、うち荷さばき用21台)などを配置する方針だ。  本年度にゼネコン数社から概算見積もりを受領するとともに、基本設計を完了。27~28年度に詳細設計と関係各所協議を行って、28年度中の事業承認にこぎ着ける。その上で29年度に解体工事に着工し、30~35年度に新築工事を進める。  また、B地区の中でグランドプリンスホテル高輪などがあるB―2地区の開発も予定しており、B―1地区の進捗とコスト適正性を踏まえて今後着工時期を決定する考え。