新たなし尿処理施設の設置へ 藤沢市など2市1町
神奈川
藤沢市、茅ケ崎市、寒川町の2市1町で構成する湘南東ブロックは、昨年3月に策定した基本計画に基づき「し尿処理広域化施設」の整備に向けた準備を本格化する。整備場所は藤沢市北部環境事業所の敷地内。施設の設計から建設、運営までを民間事業者に一括して委ねるDBO方式を採用する。2026年度から3カ年で既存施設の解体を進め、新たな施設の設計に27年度から入る。
2市1町は、23年3月に広域化方針を策定し、この中で32年度を目標に新たなし尿処理施設の供用を開始することにした。建設期間3年、運営期間15年を条件に処理施設のプラントメーカー8社に対して行った意向調査では、PFI方式(民設民営)での参入希望はなかったが、設計と建設を民間が担い、運営は外部委託による長期包括契約とす る「DB+O方式」と、設計から建設、運営までの一連の取り組みを一括して民間事業者が担う「DBO方式」には6社から参入意向を示す回答を得た。5社は概算事業費も提示したため、これらを基に事業手法を検討。その結果、発注者としての負担軽減や費用対効果のメリットを勘案してDBO方式の採用を決めた。
供用開始の計画処理量は1日当たり81㌔㍑、処理方式は前脱水+汚泥助燃剤化+希釈放流方式とする。
26年度から29年度にかけて既存施設の解体を進める。また、27年度には新施設の建設に伴う生活環境影響調査を実施する。29年度から施設の設計・建設に入る予定だ。
