豊島区 朋有小・西巣鴨中・体育館 7月から設計のプロポ

東京

朋有小・巣鴨中学校校舎一体型連携校と総合体育館の複合施設の配置案

 豊島区は、朋有小学校・西巣鴨中学校校舎一体型小中連携校と総合体育館複合施設(以降、連携校・体育館)の基本設計業務の委託先を選定するため、公募型プロポーザルの手続きを7月に開始する。11月までに委託先を選定し、12月から設計を開始する予定。納期は2028年度3月まで。実施設計はECI方式も含めて委託手法を検討している。  朋有小は土地が狭く、近隣で仮校舎が確保できないため朋有小と総合体育館の位置を入れ替え、総合体育館側に朋有小と西巣鴨中の校舎一体型小中連携校、野球場を除く総合体育館を整備する。現在の朋有小を解体し野球場を整備する。  基本・実施設計を29年度まで行い、同年度に総合体育館を解体する。30~34年度に連携校・体育館を建設し、34年度中に開校する。34年度に朋有小既存校舎を解体して35年度までに野球場を整備する。施設整備に当たって、総合体育館の敷地内に地下の雨水調整池を配置しているため、影響が出ないよう建物配置を計画する。  地元住民らで構成する「朋有小学校・西巣鴨中学校校舎一体型小中連携校および総合体育場の整備等を考える会」(考える会)が取りまとめた提言書を提出し、整備計画を6月議会に提出した。  整備計画によると、施設は学校と屋内体育館、駐車場・駐輪場で構成する。学校の延べ床面積は約2万1150平方㍍、総合体育館は約7300平方㍍、駐車場・駐輪場は約2400平方㍍。総延べ床面積は約3万0850平方㍍。  小学校には普通教室24教室や日本語教室、少人数学習室、多目的スペース、特別教室、特別支援諸室、登校支援教室、管理諸室など。中学校は普通教室9教室や少人数学習室、多目的スペースなどを配置する。小中学校の共用部に図書館、特別教室、屋内温水プール、給食調理室などを設ける。屋内総合体育館には体育室や弓道室(6的)、アーチェリー場、テニスコート(4面)、管理諸室など。  施設配置案はA~Cパターンまで絞った。Aパターンは建物を高層化し、高さは10~11階相当となる。高層化により建築面積を縮小。地上に小中学校校庭を配置し校庭面積を確保する。1~7階を学校、8~9階を体育館。校庭を小中学校校庭一体型案と分散配置案の2案で示している。  Bパターンは建物を低層棟と中層棟の一体型施設にして、地上に中学校校庭、低層棟屋上に小学校校庭を配置する。高さは最大で9~10階相当となる。低層棟に校庭を配置することで、動線をスムーズにする。高さは9~10階想定で、1~5階を学校、6~7階体育館とする。低層棟を南側と北側に配置する案がある。CパターンはBパターンと同様、建物を低層棟と中層棟の一体施設にして、小学校校庭を中層棟の屋上に設定。動線効率は下がるが、Bパターンよりも校庭面積を確保できる。  既存施設は、朋有小(東池袋4ノ40)の校舎棟が鉄筋コンクリート造4階建て5192平方㍍、南棟は鉄骨造2階建て延べ621平方㍍、子どもスキップ棟が鉄骨造2階建て延べ437平方㍍、図書館棟が鉄骨造2階建て延べ270平方㍍。敷地面積は7424平方㍍で、このうち校庭は2504平方㍍、西巣鴨中(南大塚3ノ18ノ1)が鉄筋コンクリート一部鉄骨造延べ6657平方㍍。敷地面積は7565平方㍍のうち校庭は2511平方㍍。総合体育館は鉄筋コンクリート造2階建て延べ601平方㍍。敷地面積は1万5411平方㍍のうち野球場は1万0726平方㍍、テニスコートは2900平方㍍。  基本構想・基本計画の策定支援業務は類設計室(大田区)が担当。  所在地は東池袋4ノ40。