金子国交相が住宅現場視察 石油系資材の供給実態を確認
中央
金子国交相(右)は、資材供給の偏りが施工現場に及ぼした影響を聞いた
金子恭之国土交通相は6月18日、東京都内の住宅建築現場を視察し、石油系資材の供給実態や使用状況を施工会社に聞いた。金子国交相は、メーカー向けに塗料原料を例年の1・8倍供給する取り組みが18日に始まったことに触れ、「全国すみずみにまで(資材を)届けていくことが重要だ」と強調した。
金子国交相が視察した現場は、木造4階建ての店舗兼共同住宅。2025年10月に着工し、工期中に中東情勢の影響による資材の供給不安に直面した。
施工する岡庭建設(東京都西東京市)の池田浩和専務取締役は、職人の手持ちが乏しい資材を自社で購入したり、施主との新規契約で価格高騰時の変更協議に関する合意書を締結するなどの工夫を行ったことを説明。金子国交相に価格高騰が建設工事に対する需要そのものを冷え込ませることへの不安を伝え、政府の支援を要望した。
