佐々木潤一氏(ささき・じゅんいち=一般社団法人岡山県測量設計業協会会長)

岡山

抱負を語る佐々木会長

 「伝統ある本協会の会長に選任され、光栄であると同時に、重責に身が引き締まる思いだ」と語り、これからの時代を担う若い世代の考え方を取り入れつつ、組織全体のブラッシュアップを誓う。「先達の技術・経験を若手に伝承し、新たな技術を推奨していく。世代で様々な考え方があるのは必然で、その間を取り持つ『潤滑油』として、協会運営の舵を取っていく」と抱負を語る。新卒予定者らが入職しやすい環境整備をより推進し、その親世代には、測量・建設コンサルタント業界の魅力を訴求していく。  近年、各地で相次ぐ自然災害の一つとして、倉敷市真備町で発生した平成30年7月豪雨災害の記憶は新しく、発生が危惧されている南海トラフ地震など、決して対岸の火事ではない状況だ。「われわれ業界は、国土強靱化計画を最前線で担いつつ、深刻な老朽化が進むインフラ整備などで、国民生活を守る地域社会の守り手として活動していく」。  持続的な地域づくりを進めるためには、正常で円滑な協会活動と共に、会員企業の「経営基盤安定化・発展」が不可欠だと考える。「国・県などの発注機関には継続的、かつ右肩上がりの投資的経費確保と、事業量・発注量の年間を通した発注時期の平準化を強く働きかけていく。それこそが、自身の大きな責務だ」とし、「会員企業には、協会加入メリットを感じられる事業を展開する」と熱く思いを馳せる。 【略歴】大阪学院大学商学部経営学科卒。2018年、岡山県測量設計業協会理事就任。その後、副会長を2年間務め26年4月に会長就任。アーバン技研(津山市)代表取締役。鏡野町出身、57歳。座右の銘は「兵は神速を尊ぶ」。