名古屋国道 桜通大津交差点で診断実施へ
中部
桜通大津交差点(電子地形図 〈国土地理院〉を加工して作成)
国土交通省名古屋国道事務所は、2026年度の道路安全診断を国道19号桜通大津交差点(名古屋市中区)で実施する。10月に学識経験者・警察・道路管理者などで構成する診断チームが現地診断を実施し、事故要因や対策検討などのアドバイスを受ける計画。その後は、12月の会議で対策方針について中間案をとりまとめる。27年2月に最終的な報告会を開催し、その結果を踏まえ、同事務所が対策に向けた設計や課題の整理を進める。事業化は28年度以降を見込んでいる。
桜通大津交差点は、桜通と大津通が交差する箇所。道路安全診断の対象となった理由として、死傷事故の発生件数が多いことに加え、市営地下鉄久屋大通駅の出入り口など、対策を検討する上で考慮するべき現地状況が挙げられる。
同交差点では、右折時に自転車・歩行者が横断歩道上で巻き込まれる事故や、交差点流入部での追突事故が多く発生している。要因としては、交差点の規模が大きく、停止線間の距離が長いなどが考えられている。
名古屋国道事務所の担当者によると、今後の対応として、現段階では交差点のコンパクト化や注意喚起の路面標示・標識の設置といった対策を想定しているそうだ。
道路安全診断は、20年度から同事務所が進めている取り組み。事故の発生要因や対策内容について、有識者の意見を反映に加え、関係者の課題共有・合意形成の促進などのメリットがあるとしている。25年度は一宮市の国道22号浅野交差点で実施した。
