横浜市 横浜みなとみらいホールのEVなど改修 27年度に設計など

神奈川
 横浜市にぎわいスポーツ文化局は、横浜みなとみらいホールのエレベーター・エスカレーター設備などを改修する方針を明らかにした。本年度は庁内調整を進め、2027年度に設計を委託する予定。28年4月から休館して1年間で工事を完了させたい考え。  横浜みなとみらいホール(西区みなとみらい2ノ3ノ6)は、「クイーンズスクエア横浜」内にあるクラシック音楽専用ホール。  鉄骨鉄筋コンクリート一部鉄骨造地下1階地上7階建て延べ1万8688平方㍍の建物に、パイプオルガンを備えた大ホール(2020席)や小ホール(440席)、リハーサル室、レセプションルームなどを配置している。  日建設計が設計し、T・R・Y90工区共同事業体(大成建設他)が施工。1997年6月に完成した。  2021年1月~22年7月に大規模改修を実施。大小ホールの天井を耐震化した他、衛生・空調・防災関連・電気・舞台設備などを更新。バリアフリー対応として、小ホール専用エレベーターの仕様変更や、地下1階楽屋口のエレベーター新設なども行った。  設計は日建設計、主な改修では、建築工事を鹿島・NB・石井JV、エレベーターの改修・新築工事を日本オーチス・エレベータ、衛生設備工事を川本工業が担当した。  今回の改修では、エレベーター4基とエスカレーター全3基を更新する計画だ。前回の改修時には耐用年数を迎えていなかったため、先送りしていた。既存設備の部品の製造が28年度までに終了するため、これを機に初めて改修する。  エレベーターは荷物用の1号機、乗用(15人乗り)の2号機、乗用・非常用の3号機(17人乗り)、人荷用の4号機(60人乗り)が対象。  また、昇降機設備の改修に併せて、汚水管などの管内全体の給排水設備も更新する。  27年度に設計を委託した後、昇降機設備の製作期間を取るために、早ければ同年度中に工事の入札・契約手続きに入ることを考えている。工事は28年度の1年間を想定する。  28年4月からの休館に備え、ホール利用予定者への周知期間に余裕を持たせるため、27年度の予算成立前に工事計画を発表した。  工事の進捗(しんちょく)を見ながら、29年4月以降のホールの利用開始時期を判断する。