27年度から基本設計 予算要求へ調整 世田谷警察署改築 警視庁
東京
世 田谷警察署の現況
警視庁は世田谷警察署の現地改築で、2027年度に新庁舎と仮設庁舎のそれぞれ基本設計をスタートさせる見通しだ。27年度当初予算での事業費要求に向けて調整を行っている。
世田谷警察署の所在地は世田谷区三軒茶屋2ノ4ノ4。駒留通りなどに面した面積約4700平方㍍の敷地内に、鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階地上8階建て延べ5858平方㍍の庁舎が立っている。1976年に完成した。
築後49年がたち老朽化が著しい他、事務室や倉庫、事件対策室のスペースも不足している。このため別地に仮設庁舎を設けて一時的に機能を移し、現地の既存庁舎を解体した上で新庁舎を建設する。2025年度に松田平田設計(港区)へ業務を委託して基本計画の策定を進めていた。
仮設庁舎の用地は世田谷区三軒茶屋2ノ53ノ16にある旧区立保健センター跡地2419平方㍍。区が河野解体工業東京営業所の施工で28年8月31日までに既存施設の解体工事を終えるのを待って借り受ける予定だ。
現庁舎と仮設庁舎の所在地の用途地域はいずれも第1種住居地域で、建ぺい率が60%、容積率が300%。第3種高度地区と準防火地域に指定されている。
25年11月の世田谷区議会・福祉保健委員会に報告された改築スケジュール案(24年4月時点)によると、新庁舎は27~29年度に基本設計、29~31年度に実施設計をそれぞれまとめ、31~34年度の工事につなげる。一方、仮設庁舎は27~28年度の設計や28~29年度の設置工事、30~34年度の運用を経て、35年度に撤去。既存庁舎の解体については28~29年度で実施設計をまとめ、30~31年度に工事を行うとしていた。
