長尾土木 五名ダム再開発に伴う付替国道入野山地区の法面工へ
四国
下流から見た再開発ダムの整備予定地(中央奥)と工事が進む付け替え国道(右上)(提供/香川県)26年4月撮影
香川県長尾土木事務所は、五名ダムの再開発に伴う付け替え国道について、入野山1工区法面工事の一般競争入札を早ければ第2四半期に公告する予定だ。工期は約7カ月を見込む。2026年度当初予算には事業費8億7000万円を計上している。
場所は東かがわ市入野山地内。施工面積は2000平方㍍を計画しており、工法は詳細設計の中で検討するため現時点では未定となっている。
詳細設計は五星(三豊市)が担当し、27年1月までの履行期間で進めていく。
国道377号では五名ダムの建設による水没が予測されており、その対岸で付け替え工事を進めている。施工延長は3・2㌔で、上流側の五名地区と下流側の入野山地区で主に切土・法面工事を行っている。ダムの建設地から東へ約1㌔離れた場所を起点、西へ約2・2キロ先離れた場所を終点としている。
用地買収が完了した箇所から順次工事を進めており、今後買収を推進する用地には国有の保安林が含まれているため、解除手続きを進めている。
台風や集中豪雨などによる水害に備えるため治水安全度を確保する他、近年の頻発する渇水などに備えて安定した水資源を確保するため、河川総合開発事業を進めている。五名ダムの再開発では、規模の拡大に向けて既存ダムの下流約700㍍先となる、東かがわ市入野山2966ノ1を中心に新たなダムを建設する。
建設後は現在の洪水調節(F)、不特定用水(N)に上水道用 水(W)が加わった多目的ダムとなる。機能は全て新設するダムへ移行し、既設のダムは一部を取り壊す予定。38年度の事業完了を目指す。
