けやきの森学園 総延べ2・4万㎡の改修・増築、基本設計再発注へ 都

東京
 東京都教育庁は府中けやきの森学園の改修・増築に向けて基本設計に着手する。既存校舎の大規模改修や増築を通して延べ床面積約2万4000平方㍍の施設整備を想定している。7月27日の開札で手続きを進めていた基本設計の希望制指名競争入札は希望申請がなく不調に終わったため、再発注に向けて内容を見直す。当初は2030年度の工事着手、34年度の完成を目指していた。  府中けやきの森学園は府中市朝日町3ノ14ノ1(敷地面積3万5268平方㍍)にある特別支援学校で、肢体不自由教育部門と知的障害教育部門のそれぞれに小・中・高等部を設けている。  鉄筋コンクリート造3階建て延べ2万1689平方㍍の既存校舎は1992年度の完成で老朽化が進んでいるため、スケルトン改修を施す。また、既存の渡り廊下(462平方㍍)を解体した上で、既存校舎と接続する延べ床面積3027平方㍍の増築棟を建てる。増築棟には主に普通教室を配置して現在86室ある普通教室を増やすことで、児童・生徒数の増加に対応する。  当初の予定では2026年度から基本設計、27年度下期から実施設計に着手し、30年度に解体工事と改修・増築工事を開始。34年度に完成する計画でいた。  基本計画は滝川淳氏(中野区)が作成した。 仮設校舎は2棟1・5万㎡を設置  工事中は敷地内のグラウンド(約4200平方㍍)と北側に隣接する農場(約6300平方㍍)に2棟の仮設校舎(総延べ床面積約1万5000平方㍍)を設置して活用する。  現在は大誠建築設計事務所(中野区)が12月25日の履行期限で基本設計を進めている。当初は26年度中に実施設計とリース整備の入札を公示する予定でいた。