水再生C流入幹線で再構築検討 都下水道局

東京
 東京都下水道局は区部の水再生センターに流入する主要幹線の再構築を検討している。2025年度に新河岸処理区で計画調査業務を実施。26年度はこれまでに葛西と落合、砂町、森ケ崎の4処理区で同業務の委託先を決めた。その他の処理区の業務についても今後、順次委託していく予定だ。流入幹線は水量が多く水位も高いため、再構築に当たっては代替幹線の整備や既設管とのバイパス管の敷設といった手法で水量を減らす必要がある。それぞれの処理区で適切な手法を検証し、スケジュールや概算事業費を取りまとめる。  区部は10の処理区に分かれている。それぞれの処理区に水再生センターが一つ以上あり、集水した下水を処理している。  集水の過程で水量が増すため幹線は口径が大きい。水再生センターに近づくほど水位も高いことから、日常の点検が難しいのが現状だ。  幹線の再構築は代替幹線を整備して流れを切り替え、水位を下げた上で進める。流入幹線でも同様の手法での再構築を検討する他、既設管路をバイパス管でつないで切り回す手法が可能かどうか考える。  26年度の計画調査業務は委託先を決めた4処理区に続き、芝浦と中川の各処理区に関する希望制指名競争入札を7月7日に開札する。また、6月23日に開札した小台処理区の希望制指名競争入札は不調になった。  これまでに計画調査業務を委託した各処理区の概要は次の通り(①委託先②再構築の対象幹線)。  ▽新河岸=①日本工営(千代田区)②練馬幹線や蓮根幹線、環八幹線など  ▽葛西=①日本工営②葛西幹線、江戸川幹線など  ▽落合=①日本工営②神田川幹線、妙正寺幹線など  ▽砂町=①中央コンサルタンツ(名古屋市)②東陽幹線、砂幹線など  ▽森ケ崎=①日本水工設計(港区)②大田幹線、森ケ崎幹線、多摩川幹線など