積女ASSAL 工芸大で出前講座

中央

天野しのぶ氏(左)による建築積算の説明

 日本建築積算協会の女性委員会「積女ASSAL」は6月24日、東京工芸大学厚木キャンパス(神奈川県厚木市)で、建築積算に関する出前講座を開いた。国土交通省が進めるBIM推進の流れも踏まえ、大学の授業に業界団体と企業が参画する産官学連携型の取り組みとして実施。同大の2年生約100人が受講した。  午前は積女ASSAL委員の天野しのぶ氏が、建築積算の基本的な考え方を説明した。天野氏は、カレーを作る場面を例に、タマネギやニンジン、牛肉などの材料の数量に単価を掛け、金額を積み上げる考え方を紹介した。  建築では、図面から長さや面積、体積、重量などを拾い出し、材料費や労務費を積み重ねて工事費を算定することを解説した。  午後の実習では、協栄産業による積算ソフト「FKS」を使った講座を実施した。午前の「カレー作り」の例を引き継ぎ、実際の建物の積算では膨大な数量を扱うため、BIMや積算ソフトの活用が有効になると説明。学生らはパソコンでFKSを操作し、建物の3次元モデルを作成し数量算出、内訳明細書の出力までを体験した。