四国地整 トンネル工事にC等級参加可能に 高知県内で試行

四国

技術連携JV試行工事

 国土交通省四国地方整備局は、高知県内で発注するトンネル工事に地域企業が入札参加できるよう、共同企業体(JV)の活用に関する試行工事を初めて行う。段階選抜で、一般土木AまたはB等級の地域外企業と高知県内に本社・本店を持つ一般土木C等級の地域企業を組み合わせたJVを加点評価する。ゼネコンの持つ最新技術と、地域企業の持つ特性に応じたマネジメント技術との伝達・連携が目的となる。  試行するのは、中村河川国道事務所管内の「令和8―10年度 佐賀大方道路馬地第1トンネル工事」(黒潮町佐賀、延長285㍍)。総合評価落札方式の技術提案評価型S型・2テーマで段階選抜を採用、9月の公告を予定している。  直轄工事の場合、通常のJVでは「B等級以上の組み合わせ」とされているが、今回、地域企業であるC等級を加えたJVを試行する。地域企業を組み合わせたJVの場合、段階選抜で加点評価する。加算点は未定。またJVを構成する2者が伝達・連携する技術の内容を公告時の入札説明書に記載するよう求める。  建設産業の担い手不足が深刻化し、生産性向上が課題となっている中、ゼネコンと地域企業の技術を伝達・連携させることで、地域企業が習得した技術による地域の持続可能な発展への寄与を目指す。