世田谷区 瀬田中の長寿命化か改築を検討

東京

瀬田中学校の現況

 世田谷区は、老朽化が進む瀬田中学校の対策を検討する。最も築年数が経過する管理教室棟は建設から63年が経過しており、長寿命化改修か改築かの判断時期を迎える。区は長寿命化調査業務をアイ・エス・エス(港区)に2027年3月19日の納期で委託。今後、整備方針案を策定するための基礎調査を行う。  検討の対象は▽管理教室棟=鉄筋コンクリート造4階建て延べ3089平方㍍、1963年完成▽特別教室棟=鉄筋コンクリート造3階建て延べ2325平方㍍、75年完成▽特別教室棟=鉄筋コンクリート造2階建て延べ582平方㍍、82年完成▽屋内運動場=鉄筋コンクリート一部鉄骨造平屋727平方㍍、75年完成▽武道場=鉄筋コンクリート造4階建て延べ1567平方㍍、85年完成―の5棟。  区は建物の耐用年数の目安を65年程度としており、長寿命化改修が可能であれば工事を施した上で、さらに30年程度延命する。改築の場合は、原則として対象施設のみを建て替える棟別改築とし、効率化が見込める場合のみ全棟改築を行っている。  今回の委託は、経年変化、コンクリート中性化、鉄筋かぶり厚さ、柱や壁など躯体の状態を調査し、各建物の健全度を調査。これらの材料を元に、建物の長寿命化か改築かを判断する。  瀬田中学校の所在地は瀬田2ノ17ノ1。