アクリート コンテナ型データセンター事業開始
静岡【2026/07/15 静岡版に掲載】
法人向けのSMS(ショートメッセージ)配信サービスを主力とするアクリート(東京都千代田区神田小川町3ノ28ノ5)は、ゲットワークス(東京都千代田区神田神保町3ノ25)と共同で、コンテナ型データセンター事業を始める。事業開始は7月を予定しており、今後5年間で50億~100億円の売り上げ規模を目指す。
コンテナ型データセンターは複数拠点への分散配置を前提とした事業であり、首都圏と中京圏の中間に位置する静岡県内でも、産業用地や既存施設、再生可能エネルギーとの組み合わせによる展開の余地がある。静岡県は企業立地ガイドで、東京・名古屋・大阪の三大マーケットへのアクセスに優れる点を打ち出している。
同 事業では、アクリートがGPUサーバーを提供する他、設置環境となるコンテナ型データセンターを取得する。ITシステムの企画・提案から開発、導入、運用・保守までを総合的に請け負うIT企業(システムインテグレーター)やクラウド事業者などに、GPUサーバーを含めた各種ソリューションを提供する。ゲットワークスはコンテナ型データセンターの設計・開発・構築、運用・保守・管理を担当する。同社は300棟以上のコンテナデータセンター構築・運用のノウハウを持つ。
生成AIの普及に伴い、データセンターは地方分散の動きが強まっている。県内では工場跡地や産業用地、物流適地、再エネ電源との連携など、データセンター関連設備の受け皿となり得る地域資源があり、今後の設置動向に期待がかかる。
