ギャラリーエークワッド ジョージ・ナカシマ展を開催

東京

ジョージ・ナカシマの家具や建築資料を紹介している

 20世紀を代表する家具デザイナーのジョージ・ナカシマに関する企画展「ジョージ・ナカシマの造形―木の声を聴く―」が、竹中工務店東京本店(江東区)1階のギャラリーエークワッドで開かれている。開催期間は10月15日まで、入場無料。  ジョージ・ナカシマはアメリカのワシントン州で生まれ育った日系2世。1905年に生まれ、1990年に生涯を閉じた。  展示では、ナカシマがアメリカのニューホープに家族と築いた仕事と生活の場「ジョージ・ナカシマ・ウッドワーカーズ」やインドの僧院「ゴルコンダ」、京都の「カトリック桂教会」など、ナカシマが関わった建築の仕事を写真や資料で紹介している。  椅子やベンチなどの家具も展示。実際に椅子に座ることができる体験コーナーも設けている。  学芸員の徳平京氏は「ジョージ・ナカシマは椅子のイメージが強いが、生涯にわたり建築に関わった点にも注目してほしい」と話している。  同館はこれまで、建築家の吉村順三や建築家アントニン・レーモンドの妻ノエミ・レーモンドの展覧会を開くなど、戦前から続く、木を使った日本ならではの近代建築を「木造モダニズム」と位置付けて紹介してきた。今回はその一連の流れとして、レーモンド事務所で吉村と同僚だったナカシマに着目した。