世田谷区 世田谷美術館を長期保全改修 27年度に工事発注
東京【2026/07/22 東京版に掲載】
中長期保全改修を計画する世田谷美術館
世田谷区は、世田谷美術館の中長期保全改修を2027年度に発注する。同年6月議会の承認を経て、7月から工事に着手する予定だ。建設から40年が経過していることから、防水や内装の改修、設備の更新などを行う。30年2月の運営再開を目指す。
建物の規模は鉄筋コンクリート造地下1階地上2階建て延べ8577平方㍍。完成は1986年。建設後30年、45年を目安に維持保全改修を行うとしている「公共施設中長期保全計画」に基づき工事を施す。
今回の工事内容は▽屋根の笠木やエキスパンションジョイントの交換など防水改修▽古くなった建具やエレベーターの更新▽天井や床などの改修▽受変電設備や幹線動力設備・非常用発電設備の更新▽電灯設備や非常照明・誘導灯設備のLED化▽非常用放送設備や火災報知器設備の改修▽給水ポンプ、給排水管、トイレなどの全面改修▽スプリンクラー消火設備や屋内消火設備の更新▽ハロン消火設備の改修▽空調機器や空調配管の全面更新▽温湿度の自動制御装置の更新―などを予定している。
実施設計は綜企画設計東京支店(中央区)が担当。
世田谷美術館は世田谷ゆかりの作家や、国内外の近現代美術を中心とする約1万8000点の作品を収蔵。改修に当たって2027年4月~30年1月に閉館する。
所在地は砧公園1ノ2の都立砧公園内。
