「慣れへの警戒を」静岡県鉄筋業協同組合が安全大会

静岡

「慣れへの警戒と、コミュニケーション不足の解消」國井理事長

 静岡県鉄筋業協同組合(國井均理事長)は7月3日、静岡市清水区内で2026年度安全大会を開き、安全講話や安全宣言を通じて、参加した会員約70人が安全意識を高めた。  國井理事長は「たった一つの災害で、全ての努力と成果は一瞬にして消え去る。安全な現場を維持するために、慣れへの警戒と、コミュニケーション不足の解消がわれわれに求められている」と指摘。再度基本に立ち返り、新鮮な緊張感で向き合い、立場や会社の垣根を越えた声掛けをして事故防止を徹底するよう求めた。  厚生労働省静岡労働局健康安全課の畑靖人課長補佐が「全産業も、建設業も、今年に入ってから5カ月で、既に昨年1年間の死亡災害と同数が発生した」と説明し、「非常に憂うべき状況」と危機感を訴えた。労働安全衛生規則改正で、混在作業時の連絡調整体制が強化されたことも解説した。  続いて、社会保険労務士、ファイナンシャルプランナーの小田切克子氏が「職場におけるハラスメント講習」を題材に安全講話を行った。  同組合青年部会長の恩田芳幸氏が「安全は自分で守る、仲間で守る」と決意を込めつつ「安全作業の徹底を近い、全員参加のゼロ災害を達成する」と安全宣言をした。  安全表彰では、黒川寿洋氏(加藤鉄筋工業)、黒岩達也氏(三本工業)、清水利憲氏(大野鉄筋)に國井理事長が表彰状を手渡した。國井理事長は「日ごろから安全の重要性を深く認識し、常に安全作業を心がけ、事故防止に努力されたことは他の模範となる」とたたえた。