伊予市 ウェルピア伊予の活用案 サウンディング調査を実施

四国
【伊予】伊予市は、建設から50年近くが経過し、老朽化が著しい都市総合文化施設「ウェルピア伊予(下三谷1796ノ1他)」の活用案を募るサウンディング調査を近く実施する。市ホームページに実施要領を公表し、申し込みを受け付ける。9月をめどに調査結果を取りまとめ、市都市総合文化施設運営方針検討委員会に報告する。  調査対象は、敷地面積11・4㌶の施設全体。施設には、鉄筋コンクリート・鉄骨造6階建て延べ8930平方㍍のセンター棟、鉄骨鉄筋コンクリート造2階建て延べ2766平方㍍のスポーツ棟、鉄筋コンクリート造5階建て延べ2125平方㍍の合宿棟の他、野球場、プール、ゴルフ練習場、テニス場、子供広場などがある。  市は一昨年、将来的な財政負担を理由に現行施設の運営継続が困難としていたが、市民などから既存施設の存続要望などもあり方針を保留。現状の運営を継続しつつ、今後も運営が可能かどうかを早急に検討することにしていた。  3月に実施した市民アンケートによると、回答のあった6618世帯のうち、今後の施設の在り方については「廃止・売却」と「最小限の改修」の回答が共に約30%あったのに対し、施設の運営方針については「官民連携」の回答が45%、「民間に売却」の回答が27%を占めている。市民の多くは「ウェルピア伊予への愛着」と「財政への現実的な危機感」の間で葛藤しており、感情的には残したいが、論理的には負担増に反対という構図になっている。プール・公園・防災機能を軸に、規模を縮小しつつ、民間活力を導入する方向への支持が最も多い結果となっていた。