明日の星 勇建設(板橋区)杉山尚矢(すぎやま・なおや)さん

東京【2026/08/03 東京版に掲載】

勇建設 杉山尚矢さん

 創業以来、公共施設やマンション、住宅などの建築工事を手掛けてきた勇建設(板橋区)。2024年に入社した杉山尚矢さんは、高校卒業後に中央工学校木造建築学科へ進学し、在学時に3級建築大工技能士を取得。入社後は建築部でマンション改修の施工管理として経験を積んでいる。杉山さんに建築業界を目指したきっかけや今後の目標について聞いた。  ―建築業界を目指したきっかけを教えてほしい。  「祖父が大工として働く姿を見て育ち、幼い頃から建築道具に触れてきた。高校生の時に建築業界に進もうと思い、中央工学校の説明会に参加。先生からも後押しもあり、木造建築学科への進学を選んだ」  ―勇建設へ入社したきっかけは。  「学校の合同企業説明会で勇建設を知った。インターンシップで現場を見学し、年齢の近い先輩が丁寧に案内してくれたことや、社員同士の雰囲気の良さが印象に残った。複数の企業を見学した中で、民間工事だけでなく公共工事も手掛けており、安心して働ける会社だと思い入社を決めた」  ―入社後の業務は。  「入社後3カ月間は公共工事と民間工事の両方を経験し、職人さんの仕事を手伝い現場の流れを学んだ。現在はマンション改修工事の現場で、先輩から指示を受けながら現地調査や見積書の作成などを担当している」  ―印象に残っている現場や仕事のやりがいはあるか。  「クロスの張り替え工事。壁紙を剝がしたら下地のボードが予想以上に傷んでいた。当初の予定より改修箇所が増え、お客さんを待たせたが、職人さんと協力しながら無事に完成までやり遂げることができた。この経験を通じて、現場では想定外のことにも柔軟に対応し、周囲と連携することの大切さを実感でき、同時に達成感も得られた。お客さんから『ありがとう』と言われた時はとてもうれしかった」  ―勇建設で働く魅力は。  「先輩や職人さんが優しく、分からないことは何でも教えてくれる。年齢の近い先輩も多く、質問しやすいので安心して仕事を覚えられる。社員旅行や会社全体での懇親会など交流の機会も多く、コミュニケーションが取りやすいことも魅力だ」  ―今後の目標を聞かせてほしい。  「今は先輩と一緒に現場を担当しているが、いずれは一人で現場を任されるようになりたい。そのためにさまざまな現場で経験を積み、1級建築施工管理技士の資格取得を目指す」