多摩モノ町田延伸の導入空間都計道で概略修正設計 都

東京【2026/07/09 東京版に掲載】
 東京都都市整備局は、多摩都市モノレールを町田方面へ延伸する際の導入空間にもなる「新たな都市計画道路」の概略修正設計を行う。町田市北部の丘陵地域に延長約8・9㌔、幅員22㍍程度の道路を整備することを想定。これに伴う「令和8年度多摩地域における都市計画道路調査委託(その1)」の委託先を決めるため、7月8日に希望制指名競争入札を公示した。都市計画・交通等計画A・Bの競争入札参加有資格者から7月14日まで希望申請を受け付けて、7月31日に開札する。2027年3月19日を期限に成果を得て後続の展開に役立てる。  新たな都市計画道路は多摩市南野~町田市忠生の延長約8・9㌔区間で現道の町田日野線や町田平山八王子線、桜台通り、新町田街道などの大部分を拡幅するとともに、一部に山岳トンネルを通す形での整備を想定している。  今回の委託では山岳トンネルを除く部分で平面図、縦断図、標準横断図、横断図、主要構造物の検討や概算工事費の算出を実施。モノレールの整備を踏まえた概略の施工計画も検討して概略修正設計をまとめる。  また、概略修正設計の検討結果を踏まえて、区間内に整備を予定する交差点のうち1カ所の予備設計と2カ所の予備修正設計を行う。  都市計画道路の第5次事業化計画などを盛る「東京における都市計画道路の整備方針」(3月)によると、町田市北部の丘陵地域は多摩市方面や町田駅などを結ぶ広域的な幹線道路が不足しており、公共交通も未発達な状況。江戸時代に栄えた小野路宿などの歴史的資源を生かしたまちづくりも踏まえつつ、南北の連携を強化する必要があるとしている。  このため、多摩都市モノレールの導入空間にもなり得る都計道の整備などに向けて地元市と連携しながら検討を進めていくとしている。