愛知県 広域的地域活性化計画 産業・観光活性化計画公表
中部【2026/07/15 中部版に掲載】
愛知県建設局は、複数都道府県が連携する「広域的地域活性化基盤整備計画」として、二つの社会資本総合整備計画を作成した。「世界をリードする愛知長野の広域的戦略産業活性化計画」(以下、産業計画)と、「愛知静岡における歴史・文化・食を体験する広域観光活性化計画」(以下、観光計画)で、計画に記載した地域の活性化に必要な基盤整備等の事業に対して、社会資本整備総合交付金(広域連携事業)の交付を受けて実施する計画。計画期間はいずれも2026年度から30年度までの5カ年度。
両計画ともに、事業の実施による成果目標として、製造品出荷額の増加やアクセス時間の短縮の目標を掲げた他、各路線の費用便益費を示した。
各計画の概要を見ると、「産業計画」では、中部圏広域地方計画の広域連携プロジェクトと位置付ける「世界をリードする産業進化プロジェクト」の推進に寄与する愛知・長野県の産業拠点の戦略産業などを強化するため、持続可能な物流機能の確保など、基盤整備を実施することで、さらなるイノベーションの創出を目指すものとしている。広域活性化事業として、7路線の新・改築事業を示した。全体事業費は193億円。(長野県の全体事業費は101億円)。
愛知県計画における道路事業を見ると、新築の国道155号(布袋拡幅)は現道拡幅で延長4・8㌔。事業地は江南市、小牧市、大口町。事業実施期間は26~28年度。全体事業費は23億円。
改築では、主要地方道・名古屋江南線(一宮工区)が現道拡幅で延長1・5㌔。事業地は一宮市。事業実施期間は26~30年度。全体事業費は21億円。主要地方道・春日井一宮線(岩倉・一宮工区)はバイパスで延長2・7㌔。事業地は一宮市、岩倉市。事業実施期間は26~30年度。全体事業費は19億円。一般県道小牧岩倉一宮線はバイパスで延長0・6㌔。事業地は小牧市、豊山町。事業実施期間は26~28年度。全体事業費は13億円。
一般県道須美福岡線はバイパスで延長0・9㌔。事業地は岡崎市、幸田町。事業実施期間は26~30年度。全体事業費は9億円。一般県道幸田幡豆線はバイパスで延長0・3㌔。事業地は西尾市、幸田町。事業実施期間は26~30年度。全体事業費は8億円。国道301号(根引・林添バイパス)はバイパスで延長1・6㌔。事業地は豊田市、岡崎市。事業実施期間は26~30年度。全体事業費は100億円。
「観光計画」では、中部圏広域地方計画の広域連携プロジェクトと位置付ける「新時代の観光交流促進プロジェクト」を推進するため、愛知・静岡県の高規格道路や中部国際空港、名古屋港、富士山静岡空港、清水港など陸・海・空の広域交通ネットワークを最大限活用し、両県の観光拠点の形成や、国際的な広域観光交流の強化のための環境づくりといった各種取組みとあわせて必要な基盤整備事業を実施するもの。広域活性化事業として、8路線の改築を示した。全体事業費は145億6000万円。(静岡県の全体事業費は72億8000万円)。
愛知県計画における道路事業は、全て改築工事で、主要地方道瀬戸設楽線(塩塚工区)はバイパスで延長1・6㌔。事業地は瀬戸市。事業実施期間は26~28年度。全体事業費は6億円。主要地方道岡崎足助線(岩津細川工区)はバイパスで延長0・2㌔。事業地は岡崎市。事業実施期間は26~27年度。全体事業費は2億円。一般県道花沢桑原線はバイパスで延長0・6㌔。事業地は豊田市。事業実施期間は26~28年度。全体事業費は6億円。
一般県道広久手八草線はバイパスで延長0・9㌔。事業地は豊田市。事業実施期間は26~30年度。全体事業費は8億円。主要地方道長篠東栄線はバイパスで延長1㌔。事業地は新城市。事業実施期間は26~30年度。全体事業費は14億円。一般県道小垣江安城線のバイパスで延長2㌔。事業地は安城市、刈谷市。事業実施期間は26年度。全体事業費は5億6000万円。
国道473号(月バイパス)はバイパスで延長2・3㌔。事業地は設楽町、東栄町。事業実施期間は26~30年度。全体事業費は61億円。一般県道岩作諸輪線はバイパスで延長1・7㌔。事業地は日進市、長久手町。事業実施期間は26~30年度。全体事業費は43億円。
