岡山市 公共交通網形成協議会でバス路線再編などを承認

岡山

岡電津高営業所乗り継ぎ空間整備

 岡山市は7月8日、「岡山市公共交通網形成協議会」を開き、今後のバス路線の再編とスケジュール、現在の取り組み状況について協議、承認した。再編には乗り継ぎ場など関連整備が計画され、4月から供用開始した築港新町バス停乗り継ぎ場整備に続き、岡電津高営業所内の乗り継ぎ空間の整備や、JR妹尾駅北口のバス乗降場整備に取り組む。大森雅夫岡山市長は、「公共交通網の充実は重要施策。2024年2月に地域公共交通計画を策定し充実に取り組んでいる。岡山駅前路面電車乗り入れやハレノワ線環状化なども進めており、バス路線の再編にも率直なご意見をいただきたい」とあいさつした。  バス路線の再編は10月から牛窓、岡南方面の再編実施と高島方面支線増便ダイヤ改正、27年4月から一宮、津高、沖本・平井方面の再編実施を目指す。津高方面では津高営業所として乗り継ぎ空間の整備を行う。妹尾方面ではJR妹尾駅北口にバス乗降場を整備した後に再編を実施する計画に変更する。  乗り継ぎ場などの整備事業は、岡電津高営業所の幹線と支線の乗り継ぎ場整備とJR妹尾駅北口バス乗降場整備を計画。岡電津高営業所の乗り継ぎ場については、岡山電気軌道(岡山市中区)の路線バス津高営業所敷地内(岡山市北区津高804ノ1)の旧国道53号沿いに整備する計画で、同社が早ければ上期中にも工事を発注し、27年4月までに整備を完了する。  JR妹尾駅(岡山市南区東畦145)北口の乗降場・バス待ち空間の整備は岡山市が事業主体となる。26年度上期中にも詳細設計を委託する予定。27年度には用地を取得、28年度には整備工事に着手し、3年程度で完了する見通しを示した。敷地は1000平方㍍程度を想定、支線バスが回転可能なロータリーや上屋、ベンチ、デジタルサイネージなどの整備を計画している。  今後の再編スケジュールは、7月中にもパブリックコメントを実施し、8月に国への認可申請を行い、10月から牛窓、岡南、高島方面の再編に入りたい考え。27年4月から再編予定の一宮、津高、沖本・平井方面についてはパブリックコメントを12月に実施。27年2月に国へ認可申請を行い、4月からの再編着手を目指す。  現在の取り組み状況は、路線バス再生に向けた5カ年計画(総事業費29・4億円)は24~26年度で24・2億円を投じ、バス路線の再編、利用環境の改善、運転手の確保などに取り組んでいる。各路線でお試し無料キャンペーン、ICOCAなど交通系ICカードへの統一、定期券WEB購入、ゾーン運賃制の他、10月開始を目指すIC定期券検討などのソフト戦略も推進している。