兵庫県 姫路書写ソーラーパークの早期段階環境配慮書アセス

大阪【2026/07/16 大阪版に掲載】

兵庫県 環境影響評価審査会の様子

 兵庫県は、環境影響評価条例に基づき、AMP12合同会社(東京都千代田区)の計画する「姫路書写ソーラーパーク」に関する早期段階環境配慮書の審査を環境影響評価審査会に諮問した。  姫路書写ソーラーパークは、兵庫県姫路市夢前町山冨他にあるゴルフ場(姫路書写ハートフルゴルフクラブ)の敷地約115㌶を転用して太陽電池発電所を建設する。太陽電池等設置検討範囲は31㌶、非改編区域は84㌶と想定。太陽電池発電出力は1万9900㌔㍗(AC)、2万6611・2㌔㍗(DC)。太陽電池の単機出力は660㍗(2382㍉×1134㍉)で、太陽電池数量は最大値4万0488枚。パワーコンディショナーは160台(1台当たり125㌔㍗)、昇圧変圧器は7台(1台当たり3000㌔㌾㌂)、連携変電所(特別高圧設備)は1台。  工事は主に基礎工事、架台据付工事、電気工事を想定するが、基礎工事では土地の造成(切土、盛土など)は原則実施せず、既存の地形にそのまま施設を設置する計画。  2028年12月~29年8月に基礎工事、29年1月~9月に架台据付工事、電気工事は29年1月~10月に実施する。調整・試験を経て29年12月に営業運転を開始するスケジュールを見込む。  配慮書では、ゴルフコースとして利用されているエリアに満遍なく太陽電池などを配置するA案と、事業実施想定地域西側に位置する眺望点から比較的眺望しやすい東部の配置を抑制するB案を設定。  早期段階配慮事項としては、植物、動物、生態系、景観、地盤の5項目について予測、評価を行った。  植物や動物に関しては、樹木の伐採面積の最小化を図ることで、直接改変による重要な種の生育環境への影響の低減を図るなどとした。また、太陽電池などの配置などは重要な種の生息環境などを踏まえて検討することとしている。  また、景観に関しては、書写山ロープウェイなどの眺望点から太陽電池など設置検討範囲が可視であるが、配置を抑制する区域を設けることで重大な影響は回避または低減できるとの評価結果を報告した。  県は今後、知事意見を作成し事業者に送付する。事業者は知事意見などを踏まえ、環境影響評価概要書の手続きとして調査・予測・評価手法を決め、現地調査を行う。