藤沢市 パークマネジメントプランの策定に着手
神奈川【2026/07/16 神奈川版に掲載】
藤沢市は、都市公園を資産として捉え、有効活用しつつ適切な維持管理を図ることで将来世代まで安心して利用できることを目指す。そのため、取り組みの方向性や考え方、目指すべき姿、具体的な対策などをまとめた「パークマネジメントプラン」の策定に着手した。8~9月にかけてパブリックコメントを実施して市民からの意見を徴集、11月に市のみどり保全審議会に報告し2027年度からの施行に備える。
目標年次として設定した36年までに取り組むべき施策を体系付ける。基本理念として掲げるのは「つかう」「まもる」「つくる」の三つの視点。
この中で特に、樹木の適正管理や法面の計画的な安全対策、防犯カメラの設置、公園の適正配置などを重点施策と位置付けた。
それぞれの重点施策の詳細は次の通り。
▽樹木の適正管理―生物多様性に配慮した維持管理のため樹木管理基準を作成する。公園の樹木のうち枝の落下や倒木のリスクがある特に高い大径木を中心に調査しリスト化する
▽法面の安全対策―未対策法面の点検・調査方法を見直し、対策済みの法面については点検調査の方針を検討。過年度の点検結果などをデータベース化し蓄積、長寿命化の視点を取り入れた維持管理を行う
▽防犯カメラの設置―迷惑行為や危険行為対策として防犯カメラの有効性を検討し、必要に応じてカメラを設置。自治体などからの要請に応じ、占用の申請方法や許可条件の周知を行う
▽公園の適正配置―整備の優先度を示すとともに、必要に応じて周辺の代替地に計画区域を変更することを検討。長後地区、御所見地区における公園整備の必要性を整理し、公園整備計画を検討する。公園緑地としての指定解除や公共施設の再編など一定の規模を超える面積の土地が生じた際、計画的に公園用地として取得できるよう整備計画を検討する。
