浜当目トンネルの対策「8月末に完了」
静岡
静岡県は、斜面崩落で全面通行止めとしている県道静 岡焼津線浜当目トンネルの対策工に、鋼アーチ支保工などでの復旧工事に着手しており、8月末をめどに完了させる。7月9日の県道静岡焼津線「浜当目トンネル」対策検討会の第6回会合の場で明らかにした。担当者は「完成後は速やかに供用したい」とした。供用へ工事を進めつつ、通行止めにする基準などを調整する。
工事延長は106㍍。これまでにひび割れ補修や、覆工補修、剥落対策、路側水路復旧を行ってきた。現在は鋼アーチ支保工の製作、設置を行っている。工事は橋本組(焼津市)が担当。
同トンネルは2017年3月に供用を開始したが、24年4月に道路利用者からトンネルに変状が発生しているという通報があり、緊急措置をしている中で24年7月に斜面崩落が発生し、全面通行止めとした。
交通開放に向けて、県は監視項目と通行止めや、その準備を行う基準の案を設定。連続雨量80㍉超、巨大地震注意の発表などが確認された場合は通行止めを準備し、観測体制を強化する。
連続雨量100㍉超や震度4以上などが確認されたときは、速やかに通行止めとする。雨量は静岡市駿河区用宗、または焼津市中港のどちらかで基準を超えた場合に適用する。この他、トンネル内外の計器や目視点検で監視を行う。
