広島市 観音2号幹線の詳細設計に着手

岡山

「広島市三篠・観音地区下水道床上浸水対策計画」より(南北青線部が主に2号幹線)

 広島市下水道局は、道路陥没事故により一時中止している、観音地区下水道築造3-1号工事の再開に向けた実施設計「観音地区下水道実施設計業務8-2」の公募型プロポーザルの手続きを開始した。資格確認申請書は7月27日まで受け付ける。提案書提出を経て、9月初旬に委託者を特定する予定だ。業務価格の上限は9559万1100円(税込み)。  本年度の業務では、過年度の「観音地区下水道実施設計業務7-2」で検討した三つの想定ルート案を基本に、最適なルートを選定するとともに、再開方法の検討を含む詳細設計を行う。また、工事再開に当たり、関係者への説明用資料も合わせて作成する。  設計条件はシールド工法(内径5000㍉以下)は延長3541㍍、推進工法(刃口、小口径)は延長31㍍、特殊マンホール4カ所。納期は2027年3月31日。  同地区の下水道幹線整備は、上流側の三篠地区を含め、横川、観音地区の浸水被害の軽減を図るための施設。三篠地区は三篠シールド(内径2600㍉、延長2㌔)が完成済みで、暫定的に貯留管として運用中。  今回区間の工事は、観音2号幹線(内径5000㍉、延長約3・5㌔、土被り約30㍍)に位置付けられ、北側の三篠町と南側の福島町を結ぶ。福島公園を発進立坑とし、横川町の三篠シールドに接続する。  最終的には、福島町から下流側の観音1号幹線と雨水ポンプ場を整備するが、それまでは、2号幹線も貯留管として活用し、浸水被害軽減につなげる。