名古屋市のオフィス空室率 6月は3% 横ばいで推移
中部【2026/07/15 中部版に掲載】
オフィス仲介大手の三幸エステート(東京都中央区)の調査で、2026年6月度の名古屋市の賃貸オフィス空室率が前月から増減なく3・00%となった。20年6月以来の2%台が目前となる中、横ばいで推移した。
テナント退去前の募集床を含めた潜在空室率は、前月比0・09ポイント増の4・85%。大口の募集床が限定的で、品薄感が一段と強まっているようだ。
主要エリア別の空室率は、「名駅」が前月から0・1ポイント増と7カ月ぶりに上昇し、1・7%。これに対して、「栄」は前月から0・2ポイント減の2・7%となった。1月から低下傾向が続いていた「伏見」は、増減なく3・6%と下げ止まっている。
ビルの規模別の空室率は、大規模ビル(1フロア200坪以上)が0・1ポイント減の1・9%と1%台に突入。大型ビル(100坪以上200坪未満)も0・1ポイント減で、3・8%となった。中型ビル(50坪以上100坪未満)は0・1ポイント増の3・9%となり、4月に統計開始以来初の3%台となるなど継続していた低下傾向に歯止めが掛かっている。
募集面積は、10万坪を割り込む勢いだった前月から2231坪増加し、10万2335坪。1坪当たりの募集賃料は、前月から111円減となり、1万2965円となっている。
