⻄新宿五丁⽬南地区再開発 建物規模は34階建て延べ4万平方㍍

東京
 【新宿】⻄新宿五丁⽬南地区第⼀種市街地再開発事業の事業概要が明らかになった。地上34階建て延べ約4万0600平方㍍の建物を建設する。2026年度中に都市計画決定を受け、27年度に再開発組合を設立。29年度にも着工し、32年度の完成・入居を目指す。事業協力者には住友不動産(新宿区)が参画している。  対象区域は新宿区西新宿5丁目の面積0・6㌶。都営大江戸線都庁前駅から北西約600㍍、東京メトロ丸ノ内線西新宿駅から南西約600㍍に位置する。区域内には築30年以上の木造住宅が密集している上に、細街路が多く、公園などのオープンスペースが少ないといった防災上の課題があり、都の不燃化推進特定整備地区に指定されている。新宿副都心に隣接した利便性の高い立地で、再開発によって防災性の向上と土地の有効利用を図る。  建物の高さは約140㍍で、1~2階に商業店舗、3階に居住者用駐車場、中高層階に共同住宅を配置し、敷地面積は約3900平方㍍、建築面積は約1600平方㍍を予定している。土地の集約化で生じたスペースについては、北側に2カ所の広場、北側と南側の2カ所に歩道状空地を設置する。  同地区には37棟の住宅が所在し、14年度にまちづくり勉強会、15年度にまちづくり協議会、16年度に再開発準備組合を発足させて事業化を検討してきた。順調にいけば28年度に権利変換計画の許可を受け、既存建物を解体する。  西新宿五丁目では、高層の建物を建設して地区の防災性向上と市街地の再編を進める北地区防災街区整備事業、中央北地区第一種市街地再開発事業、中央南地区第一種市街地再開発事業が完了。新たな開発に当たっては、高層ビルが林立するため、既存の建物と調和したスカイラインを形成する配慮ようする。