2026年度第1回兵庫県建設業育成魅力アップ協議会
大阪【2026/07/15 大阪版に掲載】
兵庫県建設業育成魅力アップ協議会の様子
兵庫県は7月13日、2026年度第1回兵庫県建設業育成魅力アップ協議会(会長・中村浩明兵庫県土木部次長)を神戸市内で開いた。冒頭あいさつに立った中村会長は、「担い手不足の解消に向け、土木部では仕事の魅力を積極的にPRするために、若手職員が中心となって広報戦略を策定した。キャッチコピーを作り、各土木事務所でインスタグラムを開設するなど日々の仕事の情報発信に取り組んでいる」とし、引き続き建設業の魅力アップに向けた取り組みに注力していくことを強調した。
協議会では、25年度に行った「建設業の魅力発信の拡充・強化」など3事業24の事業メニューに取り組んだこと報告した後、26年度の事業実施計画を説明。将来の担い手である小中学生を対象とし、建設業やものづくり体験の魅力の積極的な伝承のための現場見学会や体験イベントを実施する。この他、建設業イメージアップのための情報発信の拡充として、「若手、女性、技能者」に着目し、社会基盤整備と建設業の魅力を発信するためTverによる情報発信を行う。また、若年者の入職促進については、進路決定に大きな影響を持つ保護者への広報が重要との認識から、兵庫工業高等学校または尼崎工業高等学校のいずれか1校で、保護者向けの現場見学会を行う予定だ。
会議の中で兵庫県工業高等学校長会の黒岩寛会長は、工業高等学校が定員割れしている現状を説明した上で、「中学校の進路指導では、往々にして学力順に普通科から割り振り、相対的に学力が低い生徒に工業高校の受験を勧めているのが実情」とし、中学校教諭の工業高校や建設業に関する理解不足も課題の一つと指摘し、問題提起した。
