岐阜市 薬科大と女子短大を統合へ 29年4月に開設

中部【2026/07/16 中部版に掲載】

現在の岐阜薬科大三田洞キャンパス

 岐阜市は、岐阜市立女子短期大学(一日市場北町7ノ1)を男女共学・4年制に移行して設置するとしていた「岐阜市立大学(仮称)」について、方針を転換し、岐阜薬科大学と市立女子短期大学を統合して開設する方針だ。2033年度までとしていた開設年度を大幅に前倒し、2029年4月の開設を目指す。  薬学部と新たな理系学部の2学部体制とし、新学部にはデータサイエンス系と建築・デザイン系の2コースを設ける。新学部の入学定員は1学年100~120人程度とし、全学部の定員は大学院生を含めて1200人程度を想定している。  開設年度の前倒しに伴い、開設当初は、岐阜薬科大本部(大学西1)の西側に整備中の新学舎を薬学部のキャンパスとして使用し、現在の岐阜薬科大三田洞キャンパス(三田洞東5ノ6ノ1)を新学部のキャンパスとして活用する方針だ。  新大学のキャンパスとして整備を予定していた香蘭地区の商業施設「オーキッドパーク」の建物については、引き続き候補地として検討する。新キャンパスとして決まれば、33年度をめどに早い時期の移転を目指す。   オーキッドパークは、香蘭1丁目の鉄骨造の東棟(3階建て)、香蘭2丁目の西棟(4階建て)から構成され、延べ床面積は約3万4000平方㍍。01年11月に完成した。市とエディオンと31年2月末までの事業用定期借地権設定契約を結んでいて、契約満了後に既存施設の改修を視野に入れる。  施設整備に向けては、整備計画策定やPFI導入を検討し、基本設計、実施設計、建築工事を発注する見通しだ。