町田市 芹ケ谷公園“芸術の杜” デザイン再検討業務のプロポ公告 参加は27日まで

東京【2026/07/17 東京版に掲載】

5回入札が中止になっている国際工芸美術館のパース

 町田市は、「芹ケ谷公園“芸術の杜”全体デザイン再検討業務委託」の事業者を選定する公募型プロポーザルを公告した。参加申請は7月27日まで受け付ける。提案資料の提出期限は9月7日で、プレゼンテーションとヒアリングを9月18日に行う。結果の通知と優先交渉権者の公表は9月28日。  参加資格は、市の競争入札参加資格を持ち、市と円滑に連絡調整できる地域に本店または営業所などがあること。2016年4月~26年6月までに完了した契約として、公共事業におけるワークショップ支援、公共施設の基本計画策定、1000平方㍍以上の公共施設の基本設計―のいずれかに該当する業務実績などを求める。  契約の締結予定は10月20日、契約期間は27年12月24日まで。これまでの整備計画について、経過や現状を把握した上で、ワークショップや市民意見を募集し、改めて施設の配置計画や規模といった全体デザインを再構築する。また、施工条件や発注方法を検討し入札不調対策を盛り込み、より実現性の高い事業計画とする。予定価格は3300万円(税込み)。  市は14年に国際工芸美術館整備基本計画を、20年に全体整備計画を策定した。これまで、23年3月に国際工芸美術館整備の実施設計を、24年3月に公園案内棟・喫茶・版画工房・アート体験棟整備の実施設計を、25年3月に芹ケ谷公園エレベーター棟・デッキ設置工事の実施設計を、26年3月に同公園第2期整備工事の実施設計を完了している。  一方、国際工芸美術館整備工事は5回、公園案内棟・喫茶・版画工房・アート体験棟整備は1回、エレベーター棟・デッキ設置工事は2回、入札中止になっている。  25年度時点の計画では、27年7月に公園案内棟・喫茶・版画工房・アート体験棟を、29年4月に国際工芸美術館を開館させる予定だった。物価高騰や技術者不足による入札不調など、社会情勢の変化を踏まえ、26年度の当初予算案では整備事業費を全額カットした。白紙となっている整備の早期実現に向け、再検討を行う。