あいち重点政策ファイル360プラス1 更新
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愛知県は、大村秀章知事の政策集となる「あいち重点政策ファイル360プラス1」のロードマップを更新し、2025年度の事業進捗や、26年度の取り組みを反映した施策を公表した。同ロードマップは、23~26年度までの4年間で進める取り組みの内容や手順をロードマップとして示したもので、26年度には、美術品等共同収蔵庫の整備、新がんセンター整備、東三河地域における上下水道の一本化のための準備会の開催、などに取り組む。
10項目の柱別に建設関連の主な施策を見ると、「『リニア大交流圏』の形成」の柱のうち、「社会基盤の整備」の分野では、中部国際空港の第二滑走路などの機能強化で、代替滑走路の27年度の供用開始に向け、空港会社への財政的支援を行う。「道路ネットワークの構築」に向けては、新東名高速道路の6車線化、三遠南信自動車道の整備促進、名古屋環状2号線の整備促進、名豊道路の早期4車線化への要望。西知多道路の調査中区間の早期事業化などの国への要望、県施行区間の整備推進。名岐道路の早期整備への要望。浜松湖西豊橋道路(直轄調査の促進)、一宮西港道路(同)、名古屋三河道路(県調査への支援)の早期事業化。名浜道路(県道幸田幡豆線)の整備推進、名濃道路(検討促進)の早期実現、など。この他、スマートインターチェンジ(IC)の整備促進では、尾張一宮PAスマートIC(仮称)など4件の整備を促進する。
「港湾の3港連携による国際競争力強化」では、名古屋港の飛島ふ頭、金城ふ頭の岸壁等の整備促進など。三河港の神野地区4号岸壁の改良促進、蒲郡地区ふ頭用地拡張整備推進、田原地区耐震強化岸壁の整備完了予定。明海地区船渡ふ頭岸壁の改良、など。衣浦港の外港地区耐震強化岸壁などの国への働きかけ、中央ふ頭西地区6号岸壁の改良促進、外港地区高潮防波堤の改良完了予定、など。
「土地区画整理事業の促進と鉄道高架事業の促進」では、名鉄本線・三河線知立駅付近立体交差化、JR武豊線半田駅周辺立体交差化の高架本体工事を推進する。「下水道事業における広域化・共同化の取り組み」では、単独公共下水道、農業集落排水等の汚水処理施設の流域下水道への統合。流域下水道の共同汚泥焼却炉の整備などを進める。西三河地域等における上下水道の一本化では、東三河地域で(仮称)準備会を開催する。
「交通・航空対策の推進」の分野のうち、「リニア中央新幹線の整備促進」では、早期全線整備に向けた国等への働きかけ。リニア関連として、名鉄三河線の複線化等による豊田市方面への速達化に向けた協議・調整を行う。「名古屋駅スーパーターミナル化の推進」では、名古屋駅への高速アクセス向上および名古屋高速道路のネットワーク全体を充実させるため、(仮称)新洲崎出入口、(仮称)新黄金出入口、(仮称)栄出入口、丸田町JCT西・南渡り線、名岐道路の事業を推進する。
「産業首都あいち」の柱のうち、「イノベーション都市の実現」の分野では、県立大学でのレジデンス施設整備の基本設計、実施設計に着手する。「産業の振興・育成」の分野のうち、豊田貞宝次世代産業地区の整備推進で、用地取得、環境影響評価の手続き、調査設計を実施する。「航空宇宙」の分野のうち、あいち航空ミュージアムでは、スペースジェットの展示を伴うリニューアル工事(27年1月末まで)を行う。
「エネルギー」の分野では、県有施設への太陽光発電の屋根貸し事業の実施、県有施設へのPPA方式による導入検討など。下水汚泥の焼却時廃熱を利用した発電(矢作川浄化センター)などの実施。豊橋浄水場再整備によるカーボンニュートラルの推進。浮体式洋上風力発電実証事業などの推進。矢作川・豊川カーボンニュートラルプロジェクトの推進では、水インフラの空間をフィールドとした民間の技術開発の支援、など。カーボンリサイクルプロジェクトの推進では、カーボンリサイクルコンクリートの社会実装に向けた実現可能性調査、など。ペロブスカイト太陽電池普及拡大プロジェクトの推進では、公共・民間施設への実証、など。
「すべての人が輝くあいち」の柱のうち、「教育」の分野では、県立高専の基本・実施設計を行う。県立学校施設の長寿命化では、74校の工事と、52校の設計を実施。県立学校のトイレの洋式化では、35校の工事と、38校の設計を実施する。「医療」の分野では、新がんセンターの整備で、基本設計に着手する。「障害者福祉・支援」の分野では、特別支援学校(特支校)の整備で、豊田ひまわり、天白あいおい特支校の2校を27年4月に供用開始予定。岡崎聾学校など2校でエレベーター整備の基本調査を行う。
「観光あいち・魅力発信」の柱のうち、「あいちの魅力発信」の分野で、県営都市公園における民間活力導入では、大高緑地の環境調査、サウンディング、将来構想の検討を行う。
「文化・スポーツの振興」の柱のうち、「文化・芸術都市あいち」の分野では、美術品等共同収蔵庫の整備で、PFIアドバイザリー業務などを行う。「スポーツ王国あいち」の分野では、愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会の開催準備・運営、など。
「安全・安心なあいち」の柱のうち、「地震・防災対策」の分野では、愛知県基幹的広域防災拠点の1期消防学校、2期防災公園の設計を行う。ゼロメートル地帯の広域的防災拠点整備では、木曽三川下流域(海南こどもの国)の供用開始、東三河南部(豊橋市)の上面部工事を実施する。「防犯対策」の分野では、警察署の建て替えで、一宮警察署、瀬戸警察署、大府警察署(仮称)の建築工事、稲沢警察署の実施設計、常滑警察署、愛知県警察緊急事態対処センターの基本設計を行う。
「地方分権・行財政改革の推進」の柱では、西庁舎長寿命化改修工事に向けた実施設計を行う。県営住宅のPFI方式による整備を推進する。
