池袋駅西口の再開発 完成は5年遅れの2048年度

東京【2026/07/16 東京版に掲載】
 池袋駅西口地区市街地再開発準備組合が計画する市街地再開発事業の完成時期が、当初の予定から5年遅れとなる2048年度となることが分かった。総延べ床面積約58万2700平方㍍に変更はない。27年度に本組合設立・事業計画認可を受けるなどして、30年度に既存施設の解体工事を開始。本体工事の着工は当初の予定から3年遅れの33年度となる。  池袋駅西口地区と池袋駅直上西地区の再開発区域は豊島区西池袋1・3丁目各地内の面積約6・1㌶。池袋西口公園や東武鉄道の鉄道施設の一部がエリアに含まれている。  組合と東武鉄道が事業主体となり、A~C棟の3棟で総延べ床面積約58万2700平方㍍の超高層ビルを建設。事務所や商業施設、宿泊施設、住宅、駅施設、公共公益施設、駐車場1026台などを配置する。24年11月に都市計画決定を受けた。  A、C棟とB棟高層部は組合施行で、B棟低層部は東武鉄道の個人施行が手掛ける。  組合施行の工事を見ると、B棟(地下5階地上50階建て延べ床面積約30万1200平方㍍)高層部とC棟(地下6階地上33階建て延べ床面積約14万1600平方㍍)の建設に先立ち30~32年度に既存施設を解体。33~38年度に本体工事を進めるとともに、39年度からA棟(地下4階地上41階建て延べ床面積約13万9000平方㍍)の建設に向けて既存施設を解体し、40~48年度に本体工事を実施する。  一方、東武鉄道による工事ではB棟低層部の建設に先立ち、既存ビルの「中央館」の設備を30~31年度に改修。31~32年度に既存施設を解体し、33~46年度に本体工事を行う。並行して駅改良工事も実施して池袋駅のホームを3面3線から3面4線に変更する。その後、47~48年度に線路上空広場を整備する。東武鉄道による工事の施工会社は内定している。  設計は三菱地所設計(千代田区)が担当。  日本工営(千代田区)が環境影響評価調査書の作成に当たった。  事業協力者として三菱地所と三菱地所レジデンスが参画している。  当初は25年度の本組合設立・事業計画認可と26年度の権利変換計画認可を経て、27年度の着工、43年度の完成を予定していたが、建設工事費の高騰や技術者不足などの課題を踏まえて計画を見直した。