南海電鉄の泉ケ丘駅前活性化 9月上旬に着工へ

大阪

泉ケ丘駅前活性化計画 完成イメージ

 【堺】南海電気鉄道(大阪市中央区難波5ノ1ノ60)は、分譲タワーマンションなどを建設する堺市南区の泉ケ丘駅前活性化計画について、施工者は明らかにしていないが、9月上旬に着工する見通しだ。  商業施設は、規模が鉄骨造地下1階地上4階建て延べ1万1071平方㍍。泉ケ丘駅に直結する施設となり、カフェや飲食店の他、物販店、金融、クリニックなどが入居する予定。2028年度の完成を目指す。  分譲タワーマンションの規模は鉄筋コンクリート造30階建て延べ4万1916平方㍍。住戸数はファミリータイプが372戸。31年度末の完成を目指す。  敷地面積は6430平方㍍で、このうち造成面積が6396平方㍍。建設地は堺市南区茶山台1丁2ノ19他で、駅に隣接する店舗ビルと、いずみがおか広場の跡地。  22年に同計画が始動したが、23年8月に工事費高騰などを理由に建設工事の延期と計画の見直しを発表した。しかし、沿線中核都市「泉ケ丘」の実現に向け再始動を決めた。  設計は商業棟が東急設計コンサルタント(大阪市北区曽根崎2ノ16ノ26)、マンション棟が鍜治田工務店(大阪市中央区伏見3ノ2ノ6)と現代綜合設計(大阪市中央区北浜1ノ6ノ10)が担当している。  また、南海電鉄と堺市が公民連携で駅前地域の再整備を計画。駅南コンコースから階段を経て商業施設の2階部分につながる動線となるペデストリアンデッキを整備するため、既存の階段とエレベーターを移設する他、くすのき広場の再整備も行う。整備はどちらで行うか協議中だ。28年度の完成を目指す。