静岡県 「耐震化・減災化の選択肢を拡充」

静岡
 静岡県は住宅耐震化の支援として、2026年度に低コスト工法の採用や補助拡大を促進することで、費用負担を軽減した住宅や建築物の耐震化を総合的に推進する。25年度に事業完了した「TOUKAI―0(ゼロ)」に代わり、26年度から「TOUKAI―0+(ゼロプラス)」を行う。  低コスト工法は、精密診断を行うことで補強箇所を判断し、必要な箇所へ適切な補強をすることで「大がかりにならない」工事を進める。県は引き続き木造住宅耐震改修の低コスト工法に関する講習会へ、模型などを使用した実習研修を加えて年内開催を予定。  新たに簡易改修、部分補強、外部改修の減災化工事を補助対象に加える。簡易改修は、耐震診断評点が1・0に満たなくても、0・7~1・0の間での補強が補助対象となる。部分補強では、地震発生時に逃げ込む場所として1部屋にフレームなどを設置する。外部改修は、住宅外部へ補強材などを取り付ける。補助制度の有無や補助額は、市町によって異なる。  県は「金額や高齢化による耐震化工事への懸念がある中で、命だけは守る」ため、住民それぞれの立場に合った減災化工事を強く推し進めるとした。