横浜市・市住供 事業予定者に小泉アトリエ、工藤建設ら あゆみが丘の省エネ街区

神奈川【2026/07/21 神奈川版に掲載】

「みんなの樹を囲む住宅地」をコンセプトにした提案イメージ

 横浜市建築局と横浜市住宅供給公社は、循環型社会の実現や子育て世代にやさしい郊外住宅地のモデルとなる街区を都筑区あゆみが丘の市有地に整備するため、初弾の事業予定者として、小泉アトリエ一級建築士事務所(マスターアーキテクト、横浜市中区)、工藤建設(グループ代表者、横浜市青葉区)、ワイエムプラン(横浜市青葉区)らで構成するグループを選定した。一戸建ての住戸間に豊かな緑化空間を生み出す点に加え、循環型社会の実現と防災機能の強化に向けた提案が高い評価を受けた。三つのエリアに分けて順次設計・施工を進め、2028年度のまちびらきを目指す。  小泉アトリエ一級建築士事務所が街区全体のコンセプトや配置計画などを含むマスタープランの作成と、第1エリアの建築設計を手掛ける。ワイエムプランが造成設計を、工藤建設が全体の造成工事と第1エリアの建築工事を担当。  さらに、協力者としてステップチェンジ(横浜市中区)がコミュニティ形成やエネルギー関連、スタジオ・ゲンクマガイ(横浜市中区)がランドスケープデザインの業務を担う。  マスタープランに基づいて全体を三つのエリアに分ける。今回に続く2段階目として第2・3エリアの住宅設計・施工者を別途公募する計画となっている。  事業名は「Green×Housing Project あゆみが丘」。省エネ性能の高い一戸建て住宅を整備・販売し、街区全体を脱炭素社会や循環型社会のショーケースにする。子育て世代の流入を促すとともに、建設に携わる市内事業の技術力向上を支援する狙いもある。  市が土地を住宅供給公社に50年以上の一般定期借地権で貸し付け、民間事業者が整備した住宅を公社が入居者に販売する流れを想定している。  対象地は都筑区あゆみが丘9の面積5969平方㍍。第1種低層住居専用地域(建ぺい率50%、容積率80%)に指定されている。