品川区 三木小と大崎中改築の基本構想をユニバァサル設計

東京【2026/07/23 東京版に掲載】

改築困難校の三木小

 品川区は、狭小敷地などの理由で「改築困難校」としている三木小学校と大崎中学校について、建て替えに向けた基本構想策定業務をユニバァサル設計東京事務所(港区)に委託した。履行期間は2027年3月31日まで。  両校は周辺道路状況や敷地条件などが厳しく、仮設校舎の建設から新校舎、校庭整備まで10年以上かかる見通し。児童・生徒の学習環境や近隣住民への影響を抑えるため、区は工期短縮や工事費縮減の方策を検討する。  基本構想策定業務は、①新校舎への導入機能の整理、新校舎基本プランの検討②仮設校舎の設置要件の整理、仮設校舎基本プランの検討③工事車両ルート確保の検討④建て替え手法の整理・分析、工事発注方法の検討⑤意見交換会・関係機関との調整実施支援―など。  この結果を踏まえ、基本・実施設計を27年度以降に進める。また、得られた知見・ノウハウなどを他校の改築検討時に活用する考えだ。  三木小は鉄筋コンクリート造3階建て延べ4460平方㍍。最も古い校舎は1958年に建設。敷地面積は6844平方㍍。所在地は西品川3ノ16ノ28。大崎中は鉄筋コンクリート造3階建て延べ4639平方㍍。最も古い校舎は60年に建設。敷地面積は1万1190平方㍍。所在地は西品川3ノ10ノ6。  区は改築未着手の18校のうち、三木小、山中小、大原小、旗台小、大崎中の5校を「改築困難校」は、工事車両ルートや工事期間、建て替え手法などを多角的に検証している。  三木小は、現地で全面改築する場合、仮設校舎の建設に約1年、新校舎建設(1期)に約3年半、同(2期)と校庭整備に約6年半の計11年の工期を見込む。想定する新校舎は、鉄筋コンクリート造3階建て(一部地下)延べ約7500平方㍍。