尼崎市 公共サインデザインルール検討をISMで JR尼崎駅周辺などから先行整備
大阪
兵庫県尼崎市は、「尼崎市公共サインデザインルール検討業務」の公募型プロポーザルを実施し、ISM1級建築士事務所(兵庫県西脇市)を契約候補者に決めた。同プロポーザルには全5者が参加した。提案上限額は693万円(税込み)。今後、先行してJR尼崎駅や阪神尼崎駅、阪神大物駅、阪神出屋敷駅といった市内の主要駅周辺から公共サインの更新を図っていくことになる。
同市内には、交通、施設、文化財、観光などの案内や、警告やマナー推進など多種多様の公共サインがあるが、設置後の経年劣化、情報の未更新、二次元コードなどの技術に未対応といった課題がある。地域の魅力ある景観の形成を誘導し、エリアブランディングの推進を目指して、デザインを統一したサインの整備を進める。公共サインのデザインルールと適切な維持管理、更新の仕組みの構築を目指す。
業務内容は、公共サインの体系整理、掲示板の仕様の提案、掲示物のデザインルールの作成、JR尼崎駅南・北ロータリー付近や阪神尼崎駅北側中央公園内、同駅南側ロータリー付近、阪神大物駅東側出口付近、阪神出屋敷駅北側ロータリー付近、同駅南側駅前広場付近の公共サインの提出位置の提案、公共サインの設置時から維持管理し、更新するまでの間を確認する仕組みの提案、「公共サイン設置および維持管理マニュアル」の作成など。
委託期間は2027年3月20日まで。
同市の松本眞市長は、ことし2月に行われた第4回市議会で表明した26年度の施政方針でも、「市内の至る所で目にする公共サインは、都市の景観を整え、人の流れを誘導し、地域ブランドを発信する、まちの重要な要素だ。公共サインのデザインコンセプトなどをルール化し、順次リニューアルを行う」とし、都市ブランディングの向上を図る取り組みに意欲を示していた。
