横浜市 週休2日工事制度を改定 労務費など補正を廃止

神奈川【2026/07/28 神奈川版に掲載】
 横浜市は、週休2日工事制度を改定し、労務費などへの補正を廃止した。これに伴い、市が独自に元請け事業者に求めていた下請け事業者の確認書の提出も廃止。土木工事標準積算基準を用いる場合は7月単価を採用した工事から、それ以外の工事は9月29日以降に公告する案件から適用を始める。  今回の改定では、「完全週休2日」「月単位」「通期」の全てで補正を廃止。国土交通省が4月から直轄工事の週休2日制度への経費補正を終了したことを受けた対応で、市の担当者は「労務単価も上昇し、週休2日制に必要な費用が反映されてきている」という認識を示した。  達成状況の確認や工事成績評定への反映などに変更はない。  市では、完全週休2日などを達成した場合の補正を予定価格にあらかじめ計上する積算方法を2025年7月から採用。土木工事を例に挙げると、現場閉所で完全週休2日の場合は労務費と共通仮設費率にそれぞれ「1・02」、現場管理費率に「1・03」を設定していた。 ~25年度の4週8休達成率は96%~  25年度に完了した2128件の工事のうち、4週8休を達成したのは96%で、24年度と比較して2ポイント上昇した。内訳をみると、完全週休2日だったのは全体の38%(前年度比2ポイント増)で、月単位の週休2日を達成したのは56%(同4ポイント増)と半数以上を占めた。通期の週休2日は3%だった。  2128件のうち、現場閉所型は2103件で、全体の98%以上とほとんどの工事で採用された。技術者や技能労働者が交代しながら休日を確保する交代制は25件で1%程度だった。  4週8休以上の達成状況は、現場閉所型(2103件)が95%、交代制(25件)では100%だった。