阿波の人 県土整備部副部長 原田直樹氏 人材の確保と育成 次世代へバトンをつなぐ

四国【2026/08/18 四国版に掲載】

原田直樹氏

 副部長就任を、これまでの仕事の集大成と位置づけ、人材の確保と育成、県土強靱化への予算確保などに奔走する。「組織として次世代へ正しくバトンをつなぐことが大きな使命。建設業者だけでなく、県の技術職員も今後10年で人材不足が加速度的に進む。だからこそ、新規採用職員への奨学金返還免除や資格取得の補助など、今後もメリットを感じる制度を拡充させたい」。加えて「建設業者とともに地域によって異なる業界の課題解決策を模索し、県民の恒常的な安全・安心と利便性の向上につなげていきたい」と思いを語る。  次世代につなぐバトンには自身が貫いてきた「現場主義」の精神もある。高規格道路課在籍時、県南地域の悲願だった〝海部野根道路〟の事業化にこぎつけた。「何度も現場に足を運ぶことで、事業の解像度が上がり、自身の考えの根幹となった。自信を持って意見を伝えることができ国・県・町の連携が深まって、住民の思いを〝かたち〟にできた」と笑顔を見せる。  趣味は魚釣り。徳島大学工学部建設工学科・同大学院卒。吉野川市在住。56歳。