北療育医療Cの移転改築 基本設計は横河事務所 都
東京【2026/07/29 東京版に掲載】
東京都は北療育医療センターの移転改築に伴う基本設計の委託先を横河建築設計事務所(品川区)に決めた。プロポーザル方式により選定し、7月27日の見積もり合わせで同社が提示した1億3300万円(税抜き)を採用した。延べ床面積2万2981平方㍍の新施設を建設するため、2028年2月29日までに基本設計を終えて28~30年度に実施設計をまとめる。30~35年度で新施設の建設工事を行う。
同センターの現施設は北区十条台1ノ2ノ3にあり、重症心身障害児・者の療育と一般医療機関では困難な心身障害児・者の診療を行っている。
1985年の完成で老朽化や狭隘(きょうあい)化が進んだため、移転改築または現地改築による再整備を検討。その結果、利用者の負担が少なく、工期やコストの面でも比較的メリットの大きい移転改築で対応する。
移転先は北区桐ケ丘2ノ2で、都営桐ケ丘団地の建て替えにより創出した面積約1万6500平方㍍の敷地を活用する。
25年8月に策定した基本計画によると、新施設の構造・階数は鉄筋コンクリート造地下1階地上4階建てを想定。医療部門と療育部門の機能が東西に長く南北に短い敷地に収まるよう積層型の施設にする。
病床数・定員数などは▽長期入所=52床▽短期入所=11床▽入園=15床▽入院=50床▽通園=定員40人▽通所=定員30人▽外来=12診療科―とする。75台分の駐車場と130台分の屋根付き駐輪場も整備する。
基本計画策定時点で概算工事費を造成・擁壁や外構を含め税込み191億円と見積もっていた。アルキメディカ(中央区)が基本計画の作成に当たった。
現施設は▽A棟=鉄筋コンクリート造地下1階地上2階建て延べ7823平方㍍▽B棟=鉄筋コンクリート造2階建て延べ4067平方㍍▽C棟(看護宿舎など)=鉄筋コンクリート造5階建て延べ1150平方㍍―など総延べ床面積1万3296平方㍍。新施設が完成した後、面積1万6721平方㍍の跡地をどのように活用するかは未定としている。
