川崎市 ナフサ由来資材の調達費用を設計変更で対応 土木工事に適用

神奈川【2026/08/03 神奈川版に掲載】
 川崎市は7月17日以降に公告する土木工事について、ナフサ由来の建設資材の調達に追加で必要となる費用を設計変更で計上可能とする運用を始めた。営繕工事に関しては、所管するまちづくり局が8月に建設資材などの単価を見直す際に対応を公表する予定だ。  中東情勢の変動に伴う供給の偏りや流通の目詰まりで入手困難なナフサ由来の建設資材について、代替資材の調達や流通経路の見直しなどで発生した追加費用(別途調達経費)の計上を認める。運用開始日以前に公告または契約した工事についても、受発注者間での協議が整った案件から適用する。  対象資材は、①塗料②防水剤③断熱材④硬質ポリ塩化ビニル管⑤構造用合板―の5種類。これらの資材の調達で、▽代替資材の調達▽流通経路の見直し▽通常時とは異なる購入先に変更―などで別途調達経費が発生した場合、設計変更で追加経費を計上する。  設計変更の際に用いる単価は設計単価ではなく、実際の購入単価とする。別途調達経費は直接工事費に計上。既に出来高部分払いをしている数量については、変更対象からは除く。変更した内容は市のスライド条項の対象外になる。  国土交通省は6月16日、神奈川県は7月1日以降に公告する工事で同様の運用を始めており、川崎市もそれに倣った形になる。