川崎市 土木の週休2日工事制度を改定 経費補正を廃止
神奈川
川崎市は、土木工事に関する週休2日制工事について、労務費など経費への補正を廃止した。建設緑政局と各区役所道路公園センターで発注する設計年月が7月以降の土木工事から適用を開始。これまでモデル工事として試行していた内容を改正して本格実施した。営繕工事の制度改定は未定。
国土交通省や神奈川県の週休2日工事制度の改定に倣ったもの。労務単価が上昇し、週休2日が建設業界に浸透してきことも要因だという。
改正に伴い、これまで「週単位の週休2日」と「月単位の週休2日」の取り組みで運用していた労務費などへの補正を廃止した。加えて、「月単位の週休2日」に取り組む姿勢が明らかに見られない受注者に対しては、工事成績評定から1点減点するペナルティを課す。
市では、6 月末まで当初設計額の経費に決められた係数を掛けて補正する仕組みを採用していた。「週単位の週休2日」の場合は、労務費と共通仮設比率にそれぞれ1・02、現場管理比率に1・03の係数を掛けて補正。「月単位の週休2日」では、労務費と現場管理比率にそれぞれ1・02、共通仮設比率に1・01を設定していた。実績に達しなければ補正分を減額していた。
2025年度の完了工事で週休2日を達成したのは99%で、24年度と比較して増減はない。このうち「週単位の週休2日」の達成率は44%(24年度は制定前で実績なし)、「月単位の週休2日」は53%(前年度比8%減)、「通期の週休2日」は2%(同36%減)だった。
