鈴与建設 消波ブロック据付工事でドローン遠隔監視 安全性・効率化に効果

静岡【2026/08/05 静岡版に掲載】

土木工事部の内海泰輔部長(右)らが本社で遠隔監視を実施

 海洋工事における人員配置の効率化などを実現するため、鈴与建設(静岡市清水区、櫻井重英社長)は7月30日、ドローンを活用した消波ブロックの積込・据付工事における遠隔監視の実証実験を行った。事前にパトロール順路を設定し、本社から遠隔で離陸を指示。施工現場である由比漁港(清水区由比今宿)には操縦士を配置せず、監視員のみを配置し、安全性についても一定の効果が実証された。  静岡市発注の「由比漁港南防波堤護岸改良工事」の現場で、ドローン自動発着システム「DOCK3」を活用し、ブロックの積込・据付作業を遠隔で監視した。同社では以前からDOCK3を導入しているが、土木工事現場での使用、および本社からの遠隔離陸操作は今回が初の試み。  従来は現場に操縦士と監視員を配置する必要があったが、システムの導入により操縦士の配置が不要となった。また、ドローンによる上空からの監視映像により、人の目では確認しきれなかった部分がカバーでき、作業の安全性が向上することも明らかになった。  同社では今後も、据付作業の期間に継続して遠隔パトロールを実施する予定。なお、由比漁港での土木工事におけるドローン遠隔監視の実証は初という。