歩道整備や自転車通行空間確保など 第12次交通安全計画

静岡
 こどもの安全確保のための歩道整備や、自転車通行空間確保の必要性を盛り込んだ、第12次静岡県交通安全計画がまとまった。こどもの安全を確保するため、未就学児を中心にこどもが日常的に集団で移動する経路や通学路などで、横断歩道の適切な管理、歩道の整備などの安全・安心な歩行空間の整備を推進する。  自転車の安全利用を後押しするために、車線や歩道の幅員の見直しなどで、歩行者、自転車、自動車が適切に分離された安全で快適な自転車通行空間確保の必要性を指摘。駅前や繁華街の歩道での放置自転車対策として、自転車駐車場の整備などを進める。  生活道路などでの人優先の安全・安心な歩行空間をつくるために、歩道などを整備しつつ、安心して移動できる歩行空間ネットワークを整備するとともに、ハンプやクランクなど車両の速度を抑える道路構造を組み合わせた「ゾーン30プラス」を整備する。  外周幹線道路の交通円滑化には、交差点改良や、エリア進入部のハンプや狭さくの設置などでエリア内への通過車両の抑制対策を実施する。  ビッグデータ活用で潜在的な危険箇所を解消する。交通事故の多いエリアでは、国、県、市町、地域住民などが連携して対策する。  通学路の交通安全を確保するために、通学路などの歩道整備をしつつ、ハンプ・狭さくなどの設置、路肩のカラー舗装、防護柵・ライジングボラードなどの設置、自転車道、自転車専用通行帯などの自転車通行空間の整備、歩行者用灯器、立体横断施設の整備の拡充などを進める。  また、中学生・高校生の自転車通学中の交通事故を減らすため、センサーを使った注意喚起看板の設置などを面的に推進する。  高齢者や障害者などのために、駅や公共施設、福祉施設、病院等の周辺を中心に平たん性が確保された幅の広い歩道を整備する。歩道の段差や傾斜、勾配の改善、音響信号機、高度化PICSや歩車分離式信号等のバリアフリー対応型信号機、エスコートゾーン、昇降装置付立体横断施設、歩行者用休憩施設、自転車駐車場、障害者用の駐車マスがある自動車駐車場の整備を進める。あわせて、信号灯器のLED化、道路標識の高輝度化などを推進する。  駅前など交通結節点では、エレベーターの設置、スロープ化や建築物と直結の立体横断施設、交通広場などの整備を進め、歩きたくなるような安全で快適な歩行空間を確保する。