大洲市 長浜港埋立事業 県より「公有水面埋立免許」が交付
四国
公共施設エリアイメージパース(提供/大洲市)
【大洲】大洲市は、「長浜港内港埋立事業」について愛媛県より「公有水面埋立免許」が交付された。長浜港周辺区内の内港8万4400平方㍍を埋め立て、埋め立て範囲に加えてその周辺に公共複合施設や道の駅、スポーツ施設、公園、緑地などを整備する。市は、9月に埋立造成工事に着手する予定。併せて県の工事として岸壁工事も実施する。2041年度の全体施設整備完了を目指す計画だ。
埋立造成工事では、約8・4㌶を埋め立てる他、押土、汚濁防止膜工、仮設排水管52㍍の設置なども行う。予定価格は2億8780万円。工期は32年2月27日まで。
長浜港岸壁整備では、総延長128㍍で水深5㍍のL型ブロック据え付けを行う。3~4カ年の計画で、26年度は延長58㍍、L型ブロック8基と方塊ブロック15個の据え付けを行う。予定価格は1億4708万円。工期は27年3月31日限り。
埋立造成工事と長浜港岸壁整備の設計はどちらも復建調査設計松山支店(松山市)がまとめた。
基本計画によると、用地はふ頭エリア、公共施設エリア=写真、便益施設エリア(道の駅)、スポーツ・レクリエーション施設エリア、緑地、道路、港湾緑地、小型船だまり市有地に分けて整備する。
ふ頭エリアには港務所・待合所といった複合施設や野積場、緩衝緑地などを配する。公共施設エリアには床面積約2500平方㍍の複合公共施設を整備する。駐車場や消防団詰め所、公園なども併せて整備する。
便益施設エリアには木造平屋約1100平方㍍の物販飲食施設や情報提供施設、管理施設などを配置する。
スポーツ・レクリエーション施設エリアには1万平方㍍を超える多目的広場やアーバンスポーツに対応する約6000平方㍍の多目的広場などを整備する。
港湾緑地にはキャンプ場、小型船だまり市有地には休憩室や駐車場を備えた広場を設ける。
整備に当たっては、民間活力の導入も視野に進める。今のことろ、ふ頭、緑地、道路、小型船だまり市有地のエリアについては従来手法で、公共施設、便益施設、スポーツ・レクリエーションのエリアについてはPPP/PFIの事業手法を想定している。両手法を想定する港湾緑地エリアも含め、これらは埋立造成などが進み施設整備を行う段階で、民間事業者へ意向把握を行うことにしている。
