植田英喜氏(うえた・ひでき=高知県建設業協会中村支部 支部長)
四国【2026/09/01 四国版に掲載】
植田英喜支部長
2026年度の総会で支部長に就任した。昨年まで副支部長として活動した経験を踏まえ「今一度、大切にしてきたものを見つめ直したい」と話す。深刻な人手不足に対し、「少ない人で現場が回せる地建設生産システム作りが必要だ」と働き方改革の重要性を訴える。「AIなどの技術を最大限活用するべき。人間にしかできないこと、そうでないことの線引きが重要だ」と指摘する。
地域建設業の大本は地域愛にあると考え、「代々受け継いだこの土地で仕事をつないでいく。それがモチベーションであり、責務だ」と就任の抱負を語る。しかし、昨今の建設業を取り巻く環境は厳しい。「過当競争や人手不足の苛烈さは、しばしば本来の在り方を忘れさせてしまう」という。そんな中でも、中村地域は愛に溢れた地区だと胸を張る。「『恩送り』が出来る素晴らしい地域だ。上の世代から受け取った恩を、下の世代に送るという、上から下への人情がある」と話す。「この温かいつながりを守るためにも、会員の要望の実現や国・県との連携を図り、協会の発展に貢献したい」と笑顔の中に決意をにじませる。
