川崎市 営繕工事の週休2日制度を本格実施 労務費などの補正を廃止

神奈川【2026/08/17 神奈川版に掲載】
 川崎市は、営繕工事の週休2日制度について、労務費と現場管理費への補正などを廃止した。8月1日以降に発注する全ての営繕工事に適用。モデル試行していた取り組みを7月31日付で廃止し、「川崎市週休2日確保工事」として本格実施する。  モデル試行では、「完全週休2日(土日)」を達成すると請負代金のうち労務費に1・02、現場管理費に1・01の係数を掛けた金額を増額補正。「月単位の週休2日(4週8休以上)」では労務費に1・02を掛けた金額を上乗せしていた。  改正に伴い労務費と現場管理費への補正を撤廃した。労務単価が上昇し、週休2日が建設業界に浸透してきことが要因。  「通期の週休2日」達成で1点加点していた制度も、「完全週休2日(土日)」または「月単位の週休2日(4週8休以上)」の達成に条件を変更した。明らかに週休2日に取り組む姿勢が見られない場合は1点減点する仕組みも導入した。  2025年度に完了した工事のうち、「完全週休2日(土日)」を実施した現場はなかったものの、「月単位の週休2日(4週8休以上)」は10%(前年度比10ポイント増)、「通期の週休2日」は80%(同10ポイント減)が達成。全体の達成率は90%で、24年度と比べて増減はない。  土木でも同様の運用を始めており、建設緑政局と各区役所道路公園センターで発注する設計年月が7月以降の工事から適用している。