佐藤隆史氏(さとう・たかふみ=愛媛県空調衛生設備業協会会長 

四国【2026/08/18 四国版に掲載】

5月18日付で新会長に就任

 歴史ある「愛空衛」の新会長に就任した。その重責を噛み締めつつも、「団体の知名度と信頼度をさらに高めていく」と明言する。「山積する課題が一朝一夕に解決できるとは思っていないが、自分だからこそ成し得ることもあるはずだ」との矜持を胸に、「まずは2年という限られた任期を全力で走り抜くため、スピード感を持って臨む」と闘志を燃やす。  ものづくり集団ゆえに「卓越した技術力こそが信頼の証」との理念を掲げ、「会員同士が常に向上心を持ち、技術を競い合う組織にしたい」と新体制の運営方針を打ち出した。こうした切磋琢磨が団体の知名度向上へと波及し、「愛空衛会員たる誇りの醸成につながり、組織はさらに盤石になる」との展望を描く。  父から二代目を継承し、経営者としては既に23年目を迎えるベテランに。大学卒業後は営業職として大手ビルメン会社に入社したものの、「いつの間にか現場で配管のねじ切りをしていた」と苦笑い。「どうせ設備工事をするなら家業を継ごうと一念発起した」と当時の決断を述懐する。  「千里の道も一歩から」─。失敗を恐れずに経験を積むことを人生訓に、後進の指導にもあたる。20年前、現場を共にする建設業界の先輩から教わった「奉仕の精神、謙虚であれ」との言葉を自らの戒めとし、常に胸に刻んでいる。  1歳半に成長した孫の写真に目を細めつつ、再会を心待ちにする日々。夜の帳が下りれば、ハイボールを傾けながら韓流ドラマの世界へどっぷり。 【略歴】  近畿大学商経学部卒。明成の代表取締役。県管工事組合連合会副会長などを歴任。愛空衛副会長を経て、5月18日付で現職。松山市生まれ、4歳から宇和島市在住の55歳。